「深淵の底に眠る、抗いがたい魅惑の闇へ――」2008年、携帯機市場がカジュアルゲームに沸き立つ中、Nintendo DSに突如として現れたのが、この硬派なダークファンタジーARPG『FROM THE ABYSS』だ。ソニックパワードが放つ、タッチペンと2画面を最大限に活用した本格ハック&スラッシュは、ランダム生成ダンジョン、膨大なアイテム収集、そして奥深いキャラクタービルドで、当時のコアゲーマーたちの飢えを満たした。携帯機でここまでやり込めるのかと、多くのプレイヤーがその世界に没頭し、DSの新たな可能性を切り開いた、知る人ぞ知る異色の傑作と言えよう。