「男たちよ、筆を執れ!」2007年、ニンテンドーDSに登場した『こころが目覚める男たちの塗り絵DS - タミヤボックスアート -』は、当時のゲーム業界の多様化を象徴する一本だった。誰もがゲーマーになり得るDSの「タッチ」文化が花開く中、まさかタミヤのボックスアートを題材に、大人の男性に「塗り絵」という癒やしを提供するとは。これは単なる子供向けの暇つぶしではない。プラモデルファンが心血注いだあのパッケージイラストを、自らの手で「再現」する、あるいは「再解釈」する。そんな創造的な喜びとノスタルジーを、タッチペン一本で味わえる、実にユニークな試みだった。ゲームという枠を超え、趣味の世界へと深く踏み込んだ意欲作として、今なお語り継がれるべき異色作と言えよう。
タイトル
こころが目覚める男たちの塗り絵DS - タミヤボックスアート -