「金沢・函館・極寒の峡谷」——このタイトルが示すのは、DSサスペンスの限界に挑んだ壮大な旅路だ。2008年、携帯ゲーム機が新たな黄金期を迎える中、テクモが送り出した『DS西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ「金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影」』は、DSならではの直感操作と、御大・西村京太郎氏の織りなす鉄道ミステリーの融合をさらに深化させた意欲作だった。前作の好評を受け、DSのタッチスクリーンとマイク機能を駆使した捜査はより洗練され、旅情と緊迫感が入り混じる独特の世界観で、多くのミステリーファンを魅了した。単なるアドベンチャーゲームに留まらず、DSの表現力を最大限に引き出し、このジャンルにおける新たな地平を切り開こうとした、そんな熱意が感じられる一本だ。
タイトル
DS西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ「金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影」