ポケットに幸福を詰め込んだようなこの一本は、GBA末期のプレイヤーたちに、ささやかながらも確かな喜びを提供した、まさに“良心”と呼べる存在だった。2005年、ニンテンドーDSが市場を席巻し始める中で、サクセスがGBA向けに放った「みんなのソフトシリーズ - ハッピートランプ20 -」は、昔ながらのトランプゲームを20種類も詰め込んだ珠玉のコレクションだ。派手さこそないが、その堅実な作り込みと手のひらで気軽に楽しめる利便性は、移動時間やちょっとした休憩の相棒として多くのGBAユーザーの心を満たした。当時の市場が多様化する中で、本作はアナログな遊びのデジタル化に成功し、カードゲームの普遍的な魅力を再認識させた隠れた名作と言えるだろう。
タイトル
みんなのソフトシリーズ - ハッピートランプ20 -