山村美紗サスペンス - 京都蔵馬山荘殺人事件 -
対応機種:3DO
▼ ゲーム紹介 ▼
その京都は、美しくも残酷な密室だった――。1994年、高価な家庭用ゲーム機「3DO」の初期ラインナップとして登場した本作は、ミステリー文学の女王・山村美紗氏の世界観を、当時の最先端技術であるフルボイス&フルアニメーションで表現しようとした意欲作だった。まるでテレビドラマを観ているかのような、あるいは自分がその登場人物になったかのような、かつてない没入感を目指した。CD-ROMの可能性を追求し、インタラクティブ・ムービーの新たな地平を切り開こうとした、歴史的にも重要な一本である。
基本データ
- タイトル山村美紗サスペンス - 京都蔵馬山荘殺人事件 -
- 発売日1994年3月20日
- 発売元パック・イン・ビデオ
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◆ クリア情報 ◆
- クリア条件
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- クリア時間
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ゲームレビュー
※レビューといいつつ、思ったことをただひたすら書き連ねる単なる感想文です。独自採点は独断と偏見によるものです。
3DO初期の挑戦的なアニメーション表現。粗さはあるが、当時の技術を最大限に活かそうとした意欲は評価に値する。
豪華声優陣によるフルボイスが物語に深みを与え、和風ミステリーを彩るBGMも秀逸。
選択肢と現場検証が主体。ロード時間や一部の論理が飛躍する点は惜しいが、没入感は高い。
難解な謎解きとシビアな選択が多々あり、推理初心者には骨太な挑戦となるだろう。
山村美紗氏の小説を原作とし、主人公であるフリーライター・夏川が、京都の奥深くに佇む「蔵馬山荘」で発生した連続殺人事件に巻き込まれる。事件の謎を解き明かすため、京都府警の狩矢警部や助手たちと共に、複雑に絡み合う人間関係、隠された過去、そして古都に秘められた因習に立ち向かう。プレイヤーの選択肢によって物語が分岐し、真相へと迫る重厚なストーリーテリングが魅力だ。
マルチエンディングによる周回要素があり、全ての真相を解き明かすにはかなりのプレイ時間が必要。
3DOという黎明期のメディアに挑んだ意欲作。技術的な制約を情熱で補った開発陣の挑戦に喝采を送る。
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