小倉百人一首
対応機種:3DO
▼ ゲーム紹介 ▼
あの日の興奮が、3DOの煌めきと共に蘇る──。1995年、次世代機市場の喧騒の中、パンソフトが3DOで世に送り出した『小倉百人一首』は、ただの古典ゲームではなかった。CD-ROMの恩恵を最大限に活かし、雅やかなグラフィックとプロの声優による朗詠で、古き良き日本の文化をデジタル空間に再現。高価なマルチメディア機「3DO」の持つ可能性を、静謐かつ奥深い和の世界で具現化しようとした意欲作だ。多くのゲーマーにとっては見過ごされがちだったかもしれないが、その静かな挑戦は確かにそこに存在した。
基本データ
- タイトル小倉百人一首
- 発売日1995年5月28日
- 発売元パンソフト
- 価格---
◆ クリア情報 ◆
- クリア条件
- ---
- クリア時間
- ---
関連リンク / 購入
ゲームレビュー
※レビューといいつつ、思ったことをただひたすら書き連ねる単なる感想文です。独自採点は独断と偏見によるものです。
3DOのカラーパレットを活かした雅な和風グラフィックは、当時の水準を鑑みれば十分に美しかった。芸術性に富む。
プロの声優による朗詠は圧巻。CD-ROMの恩恵を最大限に活かし、他の追随を許さない没入感と学習効果を生み出した。
百人一首としての完成度は高いが、ゲーム性という意味では古典的。純粋な競技性と学習要素が中心となる。
百人一首初心者には高い壁だが、丁寧な解説と練習モードが充実しており、段階的に上達できる配慮は素晴らしい。
古より脈々と受け継がれる「小倉百人一首」の世界が、プレイヤーの目の前に広がる。特別なストーリー展開はなく、プレイヤーの目的はただ一つ──詠み上げられる上の句、下の句を正確に聞き分け、所定の札を瞬時に見つけ出し、誰よりも早く取ることに尽きる。日本の伝統文化と知の競技、そして瞬発力が試される至高の頭脳ゲーム。雅な和歌の世界に身を置き、百人一首を極めることこそが、このゲームにおける最大の目標であり、喜びである。
百人一首そのもののボリュームは固定。対戦AIのバリエーションや学習モードの繰り返しが主なプレイアブル要素。
3DOという特殊な環境で、日本の伝統文化をデジタル化しようとしたパンソフトの意欲と先見性は高く評価されるべきだ。
みんなの思い出・コメント
読み込み中...