ぼのぐらし
対応機種:3DO
▼ ゲーム紹介 ▼
あの『ぼのぼの』が、時代を先駆けるマルチメディア機3DOに降臨した時、僕らは何を体験したか――。1995年、アミューズからリリースされた3DO版『ぼのぐらし』は、当時乱立する次世代機の中でも異彩を放っていた3DOの特性を最大限に活かし、フルアニメーションと癒しを追求した意欲作だった。殺伐とした世界が広がるゲーム業界で、この作品はまるで森のオアシスのように、プレイヤーに心の安らぎと穏やかな時間を提供。単なるキャラクターゲームに終わらない、マルチメディアコンテンツとしての新たな地平を切り開いた傑作だ。
基本データ
- タイトルぼのぐらし
- 発売日1995年4月21日
- 発売元アミューズ
- 価格---
◆ クリア情報 ◆
- クリア条件
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- クリア時間
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ゲームレビュー
※レビューといいつつ、思ったことをただひたすら書き連ねる単なる感想文です。独自採点は独断と偏見によるものです。
3DOの性能を最大限に引き出した、アニメそのままの高精細グラフィック。色彩も美しく、ぼのぼの世界観を見事に再現している。
フルボイスの贅沢な演出と、世界観に合わせた心地よいBGMが素晴らしい。耳からも癒される傑作だ。
競争を排した穏やかなプレイ体験は唯一無二。ただ、もう少しインタラクティブな要素があれば完璧だった。
難易度はほぼ皆無。それがコンセプトだが、深掘り要素を探すとなると、そこそこの探索心は必要だ。
物語という明確な線はない。しかし、それが『ぼのぐらし』の醍醐味だ。プレイヤーは、人気漫画『ぼのぼの』の世界に飛び込み、主人公ぼのぼのとして、あるいは彼の視点を通して、森の仲間たちとの何気ない日常を体験する。シマリスくんやアライグマくんとの他愛もない会話、哲学的な「疑問」、そしてラッコのぼのぼのらしい、流されるままの穏やかな生活。海を眺め、貝を探し、時には謎の生き物と出会う。競争や勝利といった概念から解放され、ただひたすらに、ぼのぼのの世界観に浸り、心ゆくまで『ぐらし』を享受することが、このゲームの唯一にして最大の目的だ。
一見シンプルだが、隠しイベントやキャラクターのセリフパターン、ミニゲームのハイスコアなど、地味にやり込める要素は多い。
当時のゲーム業界で異彩を放った『癒し』という価値観。3DOのマルチメディア性を活かし切った先見の明に脱帽だ。
みんなの思い出・コメント
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