鉄人
対応機種:3DO
▼ ゲーム紹介 ▼
「次世代機」という言葉が、まるで電気を帯びたかのように輝いていた1994年――。その渦中に、シナジー幾何学が3DOに投じた一撃が、この「鉄人」だ。当時のゲームシーンは、2Dのドット絵から3Dポリゴンへの過渡期にあり、CD-ROMという新メディアがもたらす可能性に誰もが熱狂していた。本作は、まさにその時代の先端を行くかのように、メカアクションという普遍的なジャンルに、3DOが誇る美麗なプリレンダリングCGとCDクオリティのサウンドを大胆に融合させた意欲作。ただのロボットゲームではない、未来への扉をこじ開けようとする開発者の執念が、この作品には詰まっていたのだ。
基本データ
- タイトル鉄人
- 発売日1994年4月9日
- 発売元シナジー幾何学
- 価格---
◆ クリア情報 ◆
- クリア条件
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- クリア時間
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ゲームレビュー
※レビューといいつつ、思ったことをただひたすら書き連ねる単なる感想文です。独自採点は独断と偏見によるものです。
3DOの性能をフル活用したプリレンダリングCGは、当時の常識を覆す迫力と滑らかさで、未来のゲームの姿を示した。
CDクオリティの重厚なBGMと、メカの質量を感じさせる効果音は、まさに没入感を高める完璧なサウンドデザインだった。
巨大ロボットを操る重厚な操作感は魅力的だが、ステージ構成の単調さや判定の厳しさが惜しまれる。
硬派な難易度設定は、当時のゲーマーには響いたが、一部理不尽な被弾もあり、人を選ぶ一面も。
物語の舞台は、荒廃した未来の地球。人類は突如として現れた謎のエイリアン生命体「インフェルノ」の猛攻にさらされ、絶滅の危機に瀕していた。最後の希望として開発されたのが、超重装甲・超武装を誇る人型巨大兵器「鉄人」である。プレイヤーは、この「鉄人」を操るパイロットとなり、地球の命運を賭けて、インフェルノの母星へと向かう過酷な戦いに身を投じることになる。ストーリーはシンプルながらも、人類の存亡をかけた壮絶な戦いを予感させる重厚な世界観で、プレイヤーをその深淵へと引きずり込む。
クリアまでのボリュームは標準的だが、ロード時間の長さが体感的なプレイ時間を長く感じさせた。
3DOという新時代のプラットフォームで、プリレンダリングCGの可能性を提示した先駆者的な意義は非常に大きい。
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