ファミリーベーシック
対応機種:FC
▼ ゲーム紹介 ▼
「君もゲームクリエイターになれる!」 その一言に、当時の少年たちは胸を熱くした。 1984年、任天堂がハドソン、シャープと共同開発した『ファミリーベーシック』は、家庭用ゲーム機を「遊ぶもの」から「創るもの」へと変貌させた革命的ツールである。 ファミコンにキーボードを接続し、独自の言語「NS-BASIC」を操るその体験は、単なる玩具の枠を超えた「コンピュータ」への入り口だった。 マイコンに憧れつつも手の届かなかった子供たちにとって、テレビ画面で自作のキャラを動かす感動は、まさに魔法のような出来事だったのである。
基本データ
- タイトルファミリーベーシック
- 発売日1984年6月21日
- 発売元任天堂
- ジャンル教育 / 知育
- 価格14800円
◆ クリア情報 ◆
- クリア条件
- 占ってもらう
- クリア時間
- 10分
関連リンク / 購入
ゲームレビュー
※レビューといいつつ、思ったことをただひたすら書き連ねる単なる感想文です。独自採点は独断と偏見によるものです。
ファミコン標準の表現力だが、自作BGを動かせる喜びは数値化不能な価値がある。
MMLによる作曲は教育的かつ実用的。当時のチップチューン文化の基礎を作った。
「作る」という行為そのものが至高の遊び。試行錯誤のプロセスにこそ本質がある。
BASICの概念を子供に理解させるのは難度が高いが、マニュアルの丁寧さが救い。
本作に定められた物語は存在しない。白紙のキャンバス(メモリー)を前に、プレイヤー自身が創造主となり、プログラムという名の「魔法の言葉」を紡ぐことで世界を構築していく。マリオやペンギン、独自のキャラクターたちが息づくゲームを作るのか、それとも美しい音楽を奏でるのか。目的はただ一つ、自分の想像力をデジタルな形として結実させることにある。この広大な可能性こそが、ファミリーベーシックが提供した究極のシナリオといえるだろう。
メモリは極小だが、創造性の広がりは無限大。一行のコードが世界を変える。
日本のゲーム史、プログラミング史において欠かすことのできない歴史的遺産。
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